小紅書(RED)と大衆点評は「優劣」ではなく「目的」で選ぶ
結論からお伝えすると、小紅書(RED)と大衆点評は
「どちらが優れているか」ではなく、「どの目的で使うか」によって成果が大きく変わります。
中国向けプロモーションを検討する日本企業の担当者様から、次のようなご相談をよくいただきます。
- 「小紅書と大衆点評、結局どちらをやればいいのか分からない」
- 「中国語スタッフがいない中で、本当に集客につながるのか不安」
この悩みの本質は、小紅書と大衆点評の“役割の違い”が整理できていないことにあります。
両者の違いを一言で表すなら、
小紅書は「来店前に“行きたい理由”をつくるメディア」
大衆点評は「来店直前に“選ばれる理由”をつくるメディア」
本記事では、中国人ネイティブスタッフが在籍するCHINA ADマーケティングチームが、
現場で得たリアルな知見をもとに、分かりやすく解説します。

小紅書(RED)と大衆点評の違いとは?【基礎理解編】
結論:違いの本質は「中国人ユーザーの行動フェーズ」
小紅書(RED)と大衆点評の最大の違いは、中国人ユーザーがそれぞれを使う“タイミング”にあります。
小紅書(RED)の位置づけ
小紅書は、中国版Instagramのように語られることもありますが、実際には「体験共有型の検索SNS」です。
主な特徴は以下の通りです。
- 旅行・美容・グルメ・体験のリアルな体験談が中心
- 「広告」よりも「個人のストーリー」が評価される
- 保存・共有によって中長期的に情報が蓄積される
- 来日前・旅行計画中・情報収集段階で多用される
つまり、小紅書は「まだ行くと決めていない段階」で見られるメディアです。
大衆点評の位置づけ
一方、大衆点評は中国版Googleマップ+食べログのような存在です。
- 店舗検索・口コミ・評価・価格・距離を一括で確認
- 今いる場所から「どこに行くか」を決めるために使われる
- 来日中・移動中・直前判断フェーズで利用される
大衆点評は、「今この瞬間に選ぶためのアプリ」と言えます。
中国人ユーザーの典型的な行動フロー
現場で中国人観光客の行動を見ていると、次の流れが非常に一般的です。
- 来日前・計画段階
∟小紅書で「日本でやりたいこと・行きたい店」を保存 - 来日後・現地行動中
∟保存した情報をもとに大衆点評で最終確認 - 評価・写真・価格を見て来店判断
実際、中国人ユーザーの間では「REDで見たことがない店は、最初から候補に入らない」という感覚すら珍しくありません。
この点を理解せずに「とりあえず大衆点評だけやる」「REDだけ投稿する」という施策を行うと、集客が伸び悩みます。

なぜ小紅書と大衆点評の違いが店舗集客で重要なのか
- 小紅書=集客の“種まき”
- 大衆点評=来店の“決断材料”
中国人ユーザーは、日本人以上に「第三者のリアルな体験」を重視します。
特にインバウンドにおいては、
- 日本語が分からない
- 失敗したくない
- 限られた滞在時間で効率よく回りたい
という心理が強く働きます。
小紅書がない店舗のリスク
- そもそも「知られていない」
- 話題性や人気が感じられない
- 旅行計画段階で選ばれない
大衆点評が弱い店舗のリスク
- 評価が低い・情報が少ない
- 写真が古い・実態が分からない
- 「失敗しそう」で入店を避けられる
実際、CHINA ADには「REDの投稿はバズったが、来店につながらない」という相談が多く寄せられます。
その原因の多くは、大衆点評側の設計不足、または連動不足です。

店舗集客における具体的な使い分け・戦略設計
結論:業態・客単価・来店タイミングで使い分ける
店舗集客では、業態や客単価、来店タイミングに応じて小紅書と大衆点評を使い分けることが重要です。
どちらか一方だけでは、成果が伸びにくくなります。
小紅書を重視すべきケース
小紅書は、体験価値や世界観を伝え、ユーザーに「行きたい」と思わせることに向いています。
- 体験型サービス(和文化体験、美容、医療、宿泊)
- 高単価・事前検討が必要な商材
- ブランドや世界観を伝えたい場合
投稿を通して「行きたい理由」を自然に作ることがポイントです。
大衆点評を重視すべきケース
大衆点評は、来店直前の判断を後押しするツールです。
- 大衆点評を重視すべきケース
- 飲食店・観光地周辺店舗
- 衝動的・即決で選ばれやすい業態
- 来日中の集客が中心
評価・写真・価格・アクセス情報を分かりやすく整えることで、来店の後押しになります。
最も成果が出やすいのは「連動設計」
最も効果が出るのは、小紅書と大衆点評を連動させた設計です。
- 小紅書で保存される投稿設計
- 大衆点評で「安心して選ばれる」ページ設計
- ユーザー導線を意識した情報統一
両者を連動させることで、認知から来店までの流れを最適化し、集客効果を最大化できます。

CHINA ADが選ばれる理由
小紅書(RED)と大衆点評を「一つの集客導線」として統合的に設計できることです。
小紅書で認知や憧れを作り、大衆点評で来店前の不安を解消する流れを前提に運用します。
当社では、企画・コンテンツ制作・分析までを中国人ネイティブが担当。
中国ユーザーに自然で信頼される表現や投稿設計、来店判断につながる情報整理まで対応可能です。
さらに、インバウンド集客と越境マーケティングを横断した知見も強みです。
実際の事例では、小紅書で保存数・検索露出を伸ばし、
大衆点評で評価・写真・情報を整備することで、来店率や指名検索数が大幅に改善しました。
詳しい成功事例は、「小紅書 企業事例一覧」をご覧ください。
まとめ 小紅書と大衆点評を正しく使えば、集客は変わる
小紅書と大衆点評は、それぞれの役割がまったく異なります。
店舗集客では、両者を連動させた設計が不可欠です。
そして、成功の鍵はやはり中国人ネイティブの視点に立った運用にあります。
「自社の場合、どちらから始めればいいのか分からない」
「今の運用が本当に正しいのか不安」
そんな悩みをお持ちの場合は、ぜひ一度ご相談ください。
貴社の業態や目的に合わせた、最適な中国向け集客戦略をご提案いたします。

