■ Weiboとは

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▲Weiboのランディングページ——PCバージョンとAPPバージョン

2009年に新浪よりリリースされたソーシャル・ネットワーキング・サービスです。TwitterとFacebookを掛け合わせたような機能を持っていて、不特定多数のユーザーとのコミュニケーションや、情報収集に適していることが最大の特徴です。weiboのユーザー数は約10億人以上! Twitterの世界全体ユーザー数の約3倍以上の規模なのです! 日本における重大ニュースやトピックがあると「まずはweiboを調べてみるか」という感じで、他のユーザーの呟きや議論をチェックしてから、行動に移すというパターンが多いのです。

政府機関、自治体、有名人や芸能人、インフルエンサーなどのアカウントもあり、大きな影響力を持っています! 中国では新しいwebサービスが続々と登場していますが、weiboは今なお重要性が高いSNSとして認知されています。

■ WeChatとの差異について

▲WeChatと違って、Weiboは広い範囲の情報発信や収集が可能

WeChatは中国版LINE、つまりクローズドなSNSであり、拡散性が低く、限定的なのが特徴です。一方で、weiboはとってもオープンなSNSなので、拡散性が極めて高く、より広範囲に情報発信することが可能です! 不特定多数のユーザーに対して、情報を届けたい、知ってもらいたいと考えている企業・自治体は、兎にも角にもまずはweiboからスタートすべきです!

■ 機能について

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▲Weiboの各種機能

140文字以内での文章投稿、ロング記事(ブログ形式の長文記事が投稿可能)、写真(最大18枚)や動画(1投稿につき1本のみ)の投稿、投稿に対する各種アクション(いいね!、転送、ブックマーク)、アンケート、ライブ配信などの機能があります。Twitterの機能をより大きく拡張させた、という認識で大丈夫だと思います! 自分がフォローしたユーザーの投稿がタイムラインに流れてくる他、検索窓からキーワードやハッシュタグ検索をすることも出来ます。

■ アカウントの種類について

▲企業アカウントで色んな分析機能が出来ます

一般アカウント(無料:主に一般ユーザー)、個人認証公式アカウント(無料:有名人・著名人が取得可能。黄色いVマークが目印)、企業公式アカウント(有料:企業、自治体などの公式アカウント。青のVマークが目印)の3種類です。企業公式アカウントを取得する際、新浪への申請と登録費用が発生します! Weiboはアカウント数の多さもあり、玉石混交、偽物のアカウントも非常に多いのです。逆に言うと、公式のVマークが付いていないアカウントは「偽物なんじゃないか?」と思われてしまうほど……。企業公式アカウントでしか使うことが出来ないフォロワー分析機能、抽選キャンペーン機能は、中国マーケティングをやる上で必要不可欠な物ですので、導入をオススメします!