一見よく似ている小紅書(RED)と日本のInstagramですが、ユーザーが求める情報や使われ方には大きな特徴の違いがあります。

そこで、本記事では両サービスを比較しながら、そのポイントを整理してまとめました。

■ 共通点

• 写真・短動画を中心としたビジュアル重視のSNS

• #ハッシュタグによる検索・拡散機能

• 美容、ファッション、グルメ、ライフスタイル系の投稿が多い

• さらに、インフルエンサーを活用したプロモーションも盛んです

■ 相違点

1. プラットフォームの目的

• 小紅書(RED):検索・情報収集型であり、「買う前に調べる」文化が強く、レビューや比較記事が重視されます。

• 一方、Instagram(日本)はビジュアル表現や日常共有が中心で、“映え”を重視する傾向があります。

2. コンテンツの特徴

• 小紅書(RED):文字量が多く、情報密度の高いノウハウ・解説投稿が人気です。

•• これに対してInstagramでは、短いキャプションと統一感のある写真・動画が好まれます。

3. アルゴリズム

• 小紅書(RED):検索性が非常に高く、保存数が評価に大きく影響します。そのため、長期間表示されやすい特徴があります。

• 一方でInstagramでは、Reelsが主要な流入源となり、投稿寿命は比較的短めです。

4. ユーザー行動

• 小紅書(RED):ユーザーは積極的に検索し、購買判断の材料として利用します。

• しかしInstagramでは、受動的にタイムラインを閲覧し、世界観や雰囲気を楽しむ傾向があります。

5. EC・ビジネス面

• 小紅書(RED):アプリ内での購入が一般化しており、KOCマーケティングにも強みがあります。

• それに対してInstagram(日本)はShop機能はあるものの浸透度は低く、多くは外部サイトへ誘導されます。

■ まとめ

以上の比較から、小紅書とInstagramは共通点を持ちながらも明確な違いがあることが分かります。

したがって、目的に応じて使い方を変えることで、それぞれの強みを最大限に活用できるでしょう。